mints magazeine 長門芳郎のマジカルコネクション  

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#046 2009_7月号
■リタ・クーリッジ
   (7月下旬リリース)
『リタ・クーリッジ』
1971年 [SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94191
※リオン・ラッセル、クラレンス・ホワイト、マーク・ベノ、ボビー・ウーマック、スティーヴン・スティルス、ライ・クーダー、ブッカー・T・ジョーンズほか参加
『ナイス・フィーリン』
1971年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94192
※マーク・ベノ、アル・クーパー、ニック・デカロ、ラスティ・ヤング(ポコ)、ディキシー・フライヤーズほか参加
『ザ・レディース・ノット・フォー・セール』
1972年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94193
※マーク・ベノ、アル・クーパー、バーニー・レドン(イーグルズ)、ジョン・セバスチャン、ブッカー・T・ジョーンズ、カール・レイドル、ジム・ケルトナー、ラス・カンケル、リー・スクラー、ジェリー・マギー、クリス・クリストファーソンほか参加
『フォール・イントゥ・スプリング』
(世界初CD化)
1974年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94194
『イッツ・オンリー・ラヴ』
(世界初CD化)
1975年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94195
※ブッカー・T・ジョーンズ、ジェニファー・ウォーンズ、ジム・ホーン、ジェリー・マギー、ディーン・パークス、フレッド・タケット、リー・スクラー、アル・パーキンスほか参加
『エニータイム・・・エニーホエア』
1977年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94196
『ラヴ・ミー・アゲイン』
1978年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94197
『サティスファイド+2』
1979年[SHM-CD紙ジャケ仕様]
ユニバーサル UICY-94198
※「あなたしか見えない」、「哀しみのシルエット」追加収録
■ブッカーT.&プリシラ
   (8月上旬リリース)
『BookerT. & Priscilla』
1971年(2枚組コンプリート盤の世界初CD化)
[SHM-CD紙ジャケ仕様] ユニバーサル UICY-94199
※ジェシ・エド・デイヴィス、クリス・エスリッジ、ジェリー・マギー、ジム・ホーン、ジム・ケルトナー、スヌーキー・ピートほか参加
『Home Grown』
1972年
[SHM-CD紙ジャケ仕様] ユニバーサル UICY-94200
『Chronicles』
1973年(世界初CD化)
[SHM-CD紙ジャケ仕様] ユニバーサル UICY-94201
※ボブ・ディラン参加



 ここ数年、毎年、来日し、ブルーノートやビルボード・ライヴ、DUO等のクラブ公演を行なっているリタ・クーリッジ。今年2月にもコットン・クラブに出演したが、生憎、日程が会わず、観に行けなかった。全盛期のような艶のある歌声は望むべくもないが、それでも『リタ・クーリッジ』、『ナイス・フィーリン』等、初期のA&M作品を聴きまくっていた時の感動をもう一度味わいたくて、足を運んでしまう。最初に彼女の生歌に触れたのは、1974年の夏、結婚したばかりのクリス・クリストファーソンと初来日コンサートを行った時だ。当時、郡山ワンステップ・フェスに出演するため、シュガーベイブを引率し、現地に入ったのだが、数日違いで、同フェスに出たクリス&リタを見逃している。フェスの前だったか後だったか、はっきり記憶していないが、厚生年金会館(多分)で観たふたりのコンサートは、アーシーな米南部カントリー・フィーリング溢れるものだった。バック・ミュージシャンもジェリー・マギー、ドニー・フリッツ、ビリー・スワン、バーバラ・キャロルにディキシー・フライヤーズのマイク・アトリー、サミー・クリーソンという豪華メンバー。メンバー紹介で、ひと際大きな拍手があったのは、当時、ヴェンチャーズのギタリストでもあったジェリー・マギー。それにしてもドニー・フリッツがピアノ弾き語りで「ウィ・ハド・イット・オール」を、ビリー・スワンが当時、全米ヒット中の「アイ・キャン・ヘルプ」を歌ったのはうれしいサプライズだった。新婚のクリス&リタのお熱いステージもよかったが、このメンバーで、マーク・ベノを観れたら最高だろうなと思ったもの。その21年後の1995年、ロビー・デュプリーをゲストに迎えたブルーノート・ツアーの際、ロビーの計らいで大阪にも同行、ようやく憧れのデルタ・レディに相見えることができた。この時はまだ50歳を超えたばかりの彼女、その静かな情熱と慈愛に満ちた歌声に胸が震えたものだ。

 さて、そんなわけで昔から大好きなリタ・クーリッジなのだが、この度、ユニバーサルから彼女のA&M時代の諸作(8枚)及び、実姉プリシラとその夫ブッカーT・ジョーンズとのデュオ、ブッカーT.&プリシラの3枚(A&M)の計11枚が紙ジャケット仕様SHM-CD再発される運びとなった。リタに関しては、初期のスワンプ・フィーリング溢れるアルバムが好きなファンとポップ/AOR路線で成功した6作目以降が好きというファンがいる。もちろん、どちらのリタも好きだというひともいるだろう。ブッカーT.&プリシラの3枚は、ゴスペル色濃いスワンプ・ロック。世界初CD化となる『クロニクルズ』は、なんと言ってもデレク&ザ・ドミノスの「いとしのレイラ」後半、ピアノコーダの元ネタとなったリタ・クーリッジ作の「タイム」が収録されており、注目されるところ。

     インフォメーション
  ★「Pied Piper Days-ようこそ夢街カフェの指定席へ」
                              第34回のご案内
   ●日時:2009年8月8日(土)16:00-16:30(開場15:45)
   ●場所:東京・ケンウッド スクエア丸の内
   ●出演:長門芳郎(Believe In Magic)/土橋一夫(「Groovin'」編集長)
   ●ゲスト:村田和人
   ●入場無料/要予約
   ●7月初旬から電話予約開始
   ●ご予約方法:(tel:03-3213-8775/ケンウッドスクエア丸の内まで)
   ●定員:50名(お申込みの順番で立ち見になることもございます)
   ■ケンウッド スクエア・丸の内HP
        http://www.kenwood.co.jp/j/square/index.html



【長門芳郎プロフィール】

70年代初期から後期にかけ、シュガー・ベイブ(山下達郎/大貫妙子ほか)、ティン・パン・アレー(細野晴臣/鈴木茂/林立夫)のマネージャーとして、コンサート/レコード制作に携わる。70年代末〜80年代末には、南青山の輸入レコード店パイド・パイパー・ハウスの店長/オーナーを続けながら、ピチカート・ファイヴのマネージメント、海外アーティストのコンサートをプロデュース。ヴァン・ダイク・パークス、ドクター・ジョン、リチャード・トンプソン、フィービ・スノウ、ダン・ヒックス、ジョン・サイモン、ローラ・ニーロ、ピーター・ゴールウェイ、NRBQほか多数の初来日ツアーを手がける。80年代末にヴィレッジ・グリーン・レーベル(ポニーキャニオン)をスタートさせ、海外アーティストのレコード制作に携わる。98年からは、ドリームズヴィル・レーベルのレーベル・プロデューサーとして、数多くのアルバム制作を行なっている。以上の仕事の傍ら、70年代から現在まで、数多くの洋楽アルバム/CDのリイシュー企画監修、アート・ディレクションを行い、その総数は700タイトル以上。現在音楽番組「ようこそ夢街名曲堂へ!」にレギュラー出演中。





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